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おほしさま

今日も暑い1日が おわって お父さんとお庭のベンチで夕涼みをしました。

夜空をみあげると たくさんの星がキラキラ キラキラ 光っていました。

「お父さん 今日も天の川みえるね」

「うん」

そういって お父さんは星と星を結んで 三角形になる星を 教えてくれました。

そのなかでも いちばん高く いちばん明るく 青い光でかがやく 星をゆびさして

「あれが こと座のベガだよ」

と おしえてくれました。

「あの星のちかくに ずーっと昔 人が住んでいたらしいよ。もしかしたら お父さんたちの 

ふる里かもしれないね」

幸ちゃんは ちょっと びっくりました。

「じゃあ、さいしょは そこで生まれたの?」

「そこが最初か どうかわからないけど 宇宙の神さまが大きな光で 男のこ と 女のこを一人つづ つくったんだ。愛っていうものを知るためにね」

「へぇー」

「その星は 青く輝いて とても きれいな星だったらしんだよ。でも、その星の人は だんだん神さまから はなれていってしまったんだよ」

「どうして?」

「きっと 科学がすごく発達して、そっちを頼りにしたんだね。幸ちゃんも お父さんも 神さまからいただいた 命 なんだよ。」

「うん」

「この地球も 宇宙も すべて 神さまのものなんだよ。だから、今住んでいる 地球を 愛で包まれた場所にしないとね」

「その星は どうしたの?」

「爆発しちゃったんだよ。地球は 宇宙で いちばん美しいんだよ」

幸ちゃんの足もとに ねそべっていた 愛犬ミルキーは いつの間にか 眠っていました。

今日のお話は ちょっとさびしくて 幸ちゃんは少し悲しくなりました。

「幸ちゃん、悲しまなくていいんだよ。いいことも 悪いことも すべて愛なんだよ。だから、ありがとう だけでいいんだよ。」

幸ちゃんも いつも間にか お父さんの ヒザの上で ねむっていました。

空には 満天の星が まるで ふってくる様に キラキラ輝いています。


SOPHIE'S
COOKING TIPS

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