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おはやし山

幸ちゃんの家から 下のほうへ おりていくと 大きな たな田があります。

その たな田をすぎると おはやし山という 丸い林があります。

その おはやし山のとなりには 年を取ったおばあちゃんが住んでいて あの林には いろいろな動物が住んでいると いっていました。

なんでも夜になると 毎晩 

たぬきが ポコポコ ポコポコ とおなかをたたき

きつねは コンコンと せきをして

イノシシが フゴフゴなくそうです。

おばあちゃんは 毎日うるさいので 眠れないと いっていました。

「お父さん おはやし山の 動物に 夜は寝ないといけないよって お話をしに行きたいの」

「そうか じゃあ 明日しごとが おわったら いってみようか」

「うん!」

次の日の夕方 幸ちゃんは お父さんと 一緒に おはやし山へ行きました。

おはやし山に つくと まだ日は沈んでいないの まっ暗で 幸ちゃんはこわくなってしました。

お父さんが さしのべてくれた手に 幸ちゃんはつかまり 林の中をすすみました。

お父さんが

「ここで話をしてごらん」

と いいました。

「お父さん なにもいないよ」

「うん かくれているんだよ。でも ちゃんと きいているから 大丈夫だよ」

「うん」

 幸ちゃんは 

「みんなが 夜にさわぐと おばあちゃんが 眠れないので 夜は静かにして」

と お願いしました。

それから おばあちゃんの 家に行って 動物たちに 静かにするように お話ししたことを伝えました。

何日かすると おばあちゃんが 幸ちゃんの大好きなトマトと ミルキーの大好きな にぼし をもって たずねてきました。

「あの晩 とっても静かになって ぐっすり眠れるようになったんだよ。幸ちゃんのおかげだよ。ありがとうね」

と いいながら 頭をなでてくれました。 


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COOKING TIPS

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